「狩人」の版間の差分

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連続護衛が不可の場合、狩人は2日続けて同じ人を護衛することができない。
 
連続護衛が不可の場合、狩人は2日続けて同じ人を護衛することができない。
  
[[うそつき人狼]]の'''ボディーガード'''は連続護衛不可である。[[月夜の人狼]]では、連続護衛が可能な'''護衛'''と不可能な'''日雇い護衛'''の2つの役職を収録している。
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[[ミラーズホロウの人狼]](拡張セット)・[[うそつき人狼]]では連続護衛不可である。
  
初出であるタブラの人狼では連続護衛可だったが、後発の究極の人狼では不可になっている。
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一部の製品では連続護衛が可能な役職と不可能な役職を別々に収録している。[[月夜の人狼]]では連続護衛可能のものを'''護衛'''、不可能のものを'''日雇い護衛'''としている。[[人狼パーティー]]及び[[やさしい人狼]]では連続護衛可能のものを'''騎士'''、不可能のものを'''狩人'''としている。
これは究極の人狼が死亡時に役職を公開するルールであるため、連続護衛が可能だと人狼に不利すぎるための調整であると推定する。
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初出である[[タブラの人狼]]では連続護衛可だったが、[[ミラーズホロウの人狼]]や[[究極の人狼]]では連続不可になっている。
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これは両セットが死亡時に役職を公開するルールであるため、連続護衛が可能だと人狼に不利すぎるための調整であると推定する。
  
 
== 名称 ==
 
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狩人の名称にはいくつかのバリエーションがある。
 
狩人の名称にはいくつかのバリエーションがある。
  
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狩人という名称が避けられる要因として、まったく別個の役職である[[ハンター]]と意味が同じで混同しがちであることが挙げられる。特に、[[うそつき人狼]]では[[ハンター]]に「狩人」の名称を与えている。ネット人狼ではその処理の困難さゆえに[[ハンター]]は実装されておらず、この問題は回避されている。
 
狩人という名称が避けられる要因として、まったく別個の役職である[[ハンター]]と意味が同じで混同しがちであることが挙げられる。特に、[[うそつき人狼]]では[[ハンター]]に「狩人」の名称を与えている。ネット人狼ではその処理の困難さゆえに[[ハンター]]は実装されておらず、この問題は回避されている。
  
主な由来としては、ウルティマオンライン上でカードの代わりのアイテムとして弓や矢が使用され、その結果名称が後付けで差し変わったものと考えられる。その当時でもミラーズホロウにハンターは存在したが、特に指摘がなかったために定着した可能性が高い。
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主な由来としては、ウルティマオンライン上でカードの代わりのアイテムとして弓や矢が使用され、その結果名称が後付けで差し変わったものと考えられる。その当時でも[[ミラーズホロウの人狼]]に[[ハンター]]は存在したが、特に指摘がなかったために定着した可能性が高い。ボディーガードという名称が定着しなかった理由としては、ほかの役職が中世的であるのに対して現代的名称(タブラの場合はイラストも現代的)であることが影響すると考えられる。
ボディーガードという名称が定着しなかった理由としては、ほかの役職が中世的であるのに対して現代的名称(タブラの場合はイラストも現代的)であることが影響すると考えられる。
 
  
タブラ日本語版、およびCosaic社の人狼ゲームなどでは、「用心棒」という名称が用いられている。
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タブラ日本語版、およびCosaic社の人狼ゲームなどでは、'''用心棒'''という名称が用いられている。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2018年8月10日 (金) 22:21時点における最新版

狩人
Bodyguard
所属陣営 村人陣営
別名 ボディーガード, 騎士, 護衛

狩人村人陣営の基本役職のひとつ。

目次

能力編集

共通の能力編集

全てのルールで人狼からの護衛能力を持つ。多くの場合、自分自身は護衛できない。

毎夜、参加者を1人選んで人狼の襲撃から護衛することができる。護衛対象は人狼に襲撃されても死亡しない。

人狼式編集

人狼式では、狩人を含め、狩人系の一部の役職は狩り能力を持つ。一部の役職(大部分の狂人系[1]、一部の妖狐系[2]、その他狩り対象の役職)が狩人の護衛対象となった場合狩り能力によって死亡する。

ルール編集

狩人による連続護衛の可否はカードセット・サーバー及びGMによって差異がある。

連続護衛が不可の場合、狩人は2日続けて同じ人を護衛することができない。

ミラーズホロウの人狼(拡張セット)・うそつき人狼では連続護衛不可である。

一部の製品では連続護衛が可能な役職と不可能な役職を別々に収録している。月夜の人狼では連続護衛可能のものを護衛、不可能のものを日雇い護衛としている。人狼パーティー及びやさしい人狼では連続護衛可能のものを騎士、不可能のものを狩人としている。

初出であるタブラの人狼では連続護衛可だったが、ミラーズホロウの人狼究極の人狼では連続不可になっている。 これは両セットが死亡時に役職を公開するルールであるため、連続護衛が可能だと人狼に不利すぎるための調整であると推定する。

名称編集

狩人の名称にはいくつかのバリエーションがある。

ネット人狼では「狩人」の名称が主流である。カード人狼では狩人という名称は普及しておらず、ボディーガードタブラの狼うそつき人狼など)、騎士護衛月夜の人狼)と呼ばれる例がある。

狩人という名称が避けられる要因として、まったく別個の役職であるハンターと意味が同じで混同しがちであることが挙げられる。特に、うそつき人狼ではハンターに「狩人」の名称を与えている。ネット人狼ではその処理の困難さゆえにハンターは実装されておらず、この問題は回避されている。

主な由来としては、ウルティマオンライン上でカードの代わりのアイテムとして弓や矢が使用され、その結果名称が後付けで差し変わったものと考えられる。その当時でもミラーズホロウの人狼ハンターは存在したが、特に指摘がなかったために定着した可能性が高い。ボディーガードという名称が定着しなかった理由としては、ほかの役職が中世的であるのに対して現代的名称(タブラの場合はイラストも現代的)であることが影響すると考えられる。

タブラ日本語版、およびCosaic社の人狼ゲームなどでは、用心棒という名称が用いられている。

脚注編集

  1. ただし狂人そのものは含まれない。
  2. ただし妖狐そのものは含まれない。

関連役職編集