狩人
能力
共通の能力
全てのルールで人狼からの護衛能力を持つ。多くの場合、自分自身は護衛できない。
毎夜、参加者を1人選んで人狼の襲撃から護衛することができる。護衛対象は人狼に襲撃されても死亡しない。
人狼式
人狼式では、狩人を含め、狩人系の一部の役職は狩り能力を持つ。一部の役職(大部分の狂人系[1]、一部の妖狐系[2]、その他狩り対象の役職)が狩人の護衛対象となった場合狩り能力によって死亡する。
ルール
狩人による連続護衛の可否はカードセット・サーバー及びGMによって差異がある。
連続護衛が不可の場合、狩人は2日続けて同じ人を護衛することができない。
ミラーズホロウの人狼(拡張セット)・うそつき人狼では連続護衛不可である。
一部の製品では連続護衛が可能な役職と不可能な役職を別々に収録している。月夜の人狼では連続護衛可能のものを護衛、不可能のものを日雇い護衛としている。人狼パーティー及びやさしい人狼では連続護衛可能のものを騎士、不可能のものを狩人としている。
初出であるタブラの人狼では連続護衛可だったが、ミラーズホロウの人狼や究極の人狼では連続不可になっている。 これは両セットが死亡時に役職を公開するルールであるため、連続護衛が可能だと人狼に不利すぎるための調整であると推定する。
名称
狩人の名称にはいくつかのバリエーションがある。
ネット人狼では「狩人」の名称が主流である。カード人狼では狩人という名称は普及しておらず、ボディーガード(タブラの狼、うそつき人狼など)、騎士、護衛(月夜の人狼)と呼ばれる例がある。
狩人という名称が避けられる要因として、まったく別個の役職であるハンターと意味が同じで混同しがちであることが挙げられる。特に、うそつき人狼ではハンターに「狩人」の名称を与えている。ネット人狼ではその処理の困難さゆえにハンターは実装されておらず、この問題は回避されている。
主な由来としては、ウルティマオンライン上でカードの代わりのアイテムとして弓や矢が使用され、その結果名称が後付けで差し変わったものと考えられる。その当時でもミラーズホロウの人狼にハンターは存在したが、特に指摘がなかったために定着した可能性が高い。ボディーガードという名称が定着しなかった理由としては、ほかの役職が中世的であるのに対して現代的名称(タブラの場合はイラストも現代的)であることが影響すると考えられる。
タブラ日本語版、およびCosaic社の人狼ゲームなどでは、用心棒という名称が用いられている。