タブラの人狼

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タブラの人狼
Lupus in Tabula
制作者 dv Giochi社
発売年 2001年

タブラの人狼は人狼カードセットの一種。人狼カードの元祖のひとつで、収録役職やルールがネット人狼のそれと比較的近いのが特徴。

ルール[編集]

現在良く知られている人狼のルールとほとんど同じである。

処刑投票の際は常に上位2名に対する決選投票が行われるのが特徴。疫病神は決選投票に関わる能力を持つ。また、投票の際は参加者が時計回りに順番に投票するものと定められている。ただし、決選投票では全員同時に投票する。

2004年版では、バリアントとして「幽霊」ルールが記載されている。 死亡後も脱落せず、夜の間も顔を伏せたままでゲームに残り、ただ一次投票にのみ参加して議論にも決選投票にも参加しない。 少なくとも2009年版以降ではバリアントではなく通常ルールになっているが、採用例は未確認である。

収録役職[編集]

拡張セット[編集]

2004年ごろのプロモカード(詳細未確認)

El Diablo(悪魔) 
狼の襲撃を受け、それ以降処刑された場合に単独勝利
Il Notaio(公証人) 
プレイヤーは死亡時に遺言を遺し、公証人の死亡時に公開される

2011年にLupus in Tabula: Lady Werewolf's Revengeが発売された(日本語版なし)

Lala, the Lady Werewolf 
他の人狼を襲撃可能。そのように選択した場合、反対できない。
Baron Samedi 
ゲーム中に一度、前夜の死者を1名蘇生できる。
Miss Purple 
霊媒と入れ替えて使用する。直接判定せず、人狼の人数のみ確定で把握できる。
Darius, Guardian of the Shadow 
終了時に生存しており、生存者が3名以下なら単独勝利。死亡後は人間陣営に変わる。占い能力を持ち、自身の判定結果は人狼。
The Werecow 
人狼陣営だが、誰が人狼か一方的に知っている。判定は人狼だが、終了条件では人狼に含めない。必ず二人目の占い(The Fortune Teller)と併用する。
The Deadalive 
死亡時に公開してもよい。議論も投票も継続して可能だが生存とはみなさない。
Dorian Wolf 
最初の夜に身代わり予定者を指定する。自身の死亡時に役職を公開した場合、代わりに指名された者が死亡する。
Dr. Jekyll 
ゲーム中に一度、誰か一人を殺害できる。
Hamlet 
死亡時に公開してもよい。その場合、「ドクロ」の持ち主を道連れにする。「ドクロ」の持ち主は最初にハムレットが選び、昼の終了後に持ち主がほかのプレイヤーに渡す。
The Fortune Teller 
二人目の占い師で、お互いを知らずに別個に占う。

出版履歴(一部)[編集]

  • 2001年
    • 初版(dV Giochi) 白黒
  • 2002年
    • 二版(dV Giochi) カラー 英語/ドイツ語版
  • 2004年
    • 三版(dV Giochi, Mayfair Games) カラー 多言語版
  • 2009年
    • 四版(dV Giochi) カラー 役職イラストを刷新
  • 2011年
    • 拡張セットLady Werewolf's Revenge(dV Giochi) 四版の初期版とはカードの裏面が異なる
  • 2013年
    • 日本語初版(ホビージャパン) 拡張と同一の裏面

外部リンク[編集]

dvGiochi社の公式製品ページ

2版当時の公式ページ(2009年2月20日のアーカイブ)