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人狼のルール
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このページでは、人狼ゲームのルールについて解説し、遊び方や製品による差異も説明する。
== 設定 ==
人狼ゲームは、次のようなフレーバーにより説明されるのが一般的である:
とある村に人を喰う[[人狼]]が紛れ込んでいることが判明した。村民たちは人狼を根絶するために、毎日1人ずつ怪しい村民を処刑することにした。一方の人狼たちも、毎日村人を襲撃する。果たして村人たちは全滅する前に人狼を倒すことができるのか。
== 基本ルール ==
人狼ゲームは、参加者が複数の陣営に分かれて争うゲームである。各プレイヤーには'''役職'''が振り分けられ、役職によって属する'''陣営'''が決まる。(たとえば、基本的なルールでは人狼陣営に属するのは[[人狼]]と[[狂人]]である。)基本的な陣営は'''村人陣営: 人狼が全滅した場合に、ゲームに勝利する'''と'''人狼陣営: 人狼の生存者数がそれ以外の生存者数以上になった場合に、ゲームに勝利する'''の2つで、ルールによってはその他の陣営が追加されることがある。各プレイヤーは自分以外のプレイヤーの役職を知ることはできない。
ただの村民である[[村人]]や、村に紛れる[[人狼]]の他に、[[占い師]]をはじめとする特殊な役職が存在する。これらの役職は特別な能力を持つ(後述)。 昼と夜のフェイズ(後述)を繰り返すことで生存者が減っていき、次の条件を満たしたときに勝敗が決する。 * 村人陣営: [[人狼]]が全滅したら勝利。* 人狼陣営: [[人狼]]の生存者数がそれ以外の生存者数以上になったら勝利。 人狼ゲームはチーム戦であるから、死亡したプレイヤーも自身の陣営が勝利すれば勝利となる。ただし、参加者が次々死亡していくというゲーム内容から、人狼ゲームを題材とした小説・漫画等では死んだら終わりのデスゲームとして描写されることもままある。 なお、[[ミラーズホロウの人狼]]使用者の間で、「普通の村人が全滅したら人狼勝利」としてプレイする場合がある。これはルールの誤読に基づくもので、正規のルールとしては「村人(陣営)が全滅したら人狼勝利」であるが、ローカルルールとして採用する分には問題ない。では人狼陣営の勝利条件は村人陣営の全滅である。「人狼陣営の勝利条件は普通の[[村人]]の全滅」としてプレイされることがあるが、これは誤解であり、正規のルールではない。もちろん、ローカルルールとしてそのようなルールを採用する分には問題ない。
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== ゲームの進行 ==
多くのルールでは、参加者が全員で話し合い処刑者を決める昼フェイズと、[[人狼]]や[[占い師]]などの役職が能力を行使する夜フェイズを交互に繰り返してゲームが進行する。などの役職が秘密裏に能力を行使する夜フェイズを交互に繰り返してゲームが進行する。 ゲームは最初の夜から開始するのが一般的であるが、[[司会者]]によってはその前に昼と称して自己紹介の時間を設ける場合もある。また、1日目の夜、2日目の昼、2日目の夜、……というようにゲームの進行を日数で数えることがある。この数え方も[[司会者]]によって異なることがあり、特に日数が関わる役職を使用する場合は混乱の原因になりえるため注意が必要である。 [[人狼]]や[[共有者]]のように複数人でセットの役職の場合は、夜の時間に秘密裏に相談をすることができる。[[ネット人狼]]の場合は秘密のチャットによりこれを行う。一方[[対面人狼]]の場合声を出すことができないので、顔合わせのみを行ったり、ジェスチャーで相談したりすることになる。ただし、[[司会者]]によっては筆談が行える例もある。
== 遊び方 ==